2012-01-01から1年間の記事一覧

師走

12月に入るやいなや、京都に観光で来られていたお客様は、一気にいらっしゃらなくなりました。名残りの紅葉が残っているものの、当家の庭もずいぶん殺風景になりました。京都の寒さは、特別らしく、他から来られたお客様は、寒い寒いとおっしゃいます。ただ…

紅葉は見頃

2階のお座敷から見る紅葉は、今が最高です。 西日に照らされる紅葉は、金色に輝き、 窓はまるで、1枚の絵になったような気がします。 高野川沿いの紅葉は、赤や黄色に輝き、 今が本当に見頃となっております。清流の高野川にせり出す紅葉は、今年はきれい…

秋も深まり

弊店の紅葉も、部屋から見える高野川沿いのほうは、 だいぶ紅葉してきました。秋も深まり、赤や黄色に色づいた紅葉や桜が、見頃となっております。庭側の紅葉は、先のほうから、徐々に変わってきているところです。 まだまだこれから紅葉が始まります。12…

秋も深まり

弊店の紅葉も、部屋から見える高野川沿いのほうは、 だいぶ紅葉してきました。秋も深まり、赤や黄色に色づいた紅葉や桜が、見頃となっております。庭側の紅葉は、先のほうから、徐々に変わってきているところです。 まだまだこれから紅葉が始まります。12…

紅葉

川端通りを鴨川にそって上がって行くと、銀杏並木が真っ黄色に色づいています。出町柳からは、それが真っ赤な桜の葉に変わります。弊店の紅葉もぼちぼちと先端から色づき始めています。末頃には、ピークを迎えそうです。晴れた日の紅葉狩りは、最高ですね。

秋明菊

貴船菊とも呼ばれる秋明菊。弊店の駐車場に一株だけ咲いています。11月に入ってぐっと寒さが増してきました。桜の葉は、赤く綺麗に紅葉しています。庭のお茶の木には白く小さな花がぽつぽつと咲き始めました。もうすぐお茶の実ができそうです。かえでの紅…

秋の香り

風は一段と涼しくなり、澄みきった空のもと、キンモクセイの香りが庭を満たしています。夏花のサルスベリや芙蓉は、今、最後の花を咲かせています。深まる秋に、少しずつ色の変わる木の葉に、季節の移ろいを感じます。

植治さんのお庭

植治さんは、江戸時代より代々続く庭師さん。歴代の小川治兵衞さんは、京都でも名園と呼ばれている 数々のお庭を手掛けられています。ご縁があって、今年から弊店のお庭も植治さんに お願いをいたしました。治兵衞さんの息子さん、小川勝章さんとじっくりお…

芙蓉の花

むくげに似ていて、一日でしぼんでしまう芙蓉。床の間に生けていても、なかなか持たせることが難しい花です。 今年の夏も、暑いですが、そんな暑さにも負けず、蝉しぐれの中、 毎日毎日、次々と違う花が咲きます。立秋も過ぎ、夕方には、ヒグラシも鳴き始め…

むくげ

今年の京都の梅雨明けは山鉾巡行の少し前。今年の梅雨は、雨もよく降る梅雨らしい梅雨でした。明けてからも、時々激しい雨に驚かされます。 庭では蝉が鳴き始め、その声を聞くと、庭が一気に夏に変わります。蚊取り線香の香りにも、夏らしさを感じ、むくげも…

はまゆう

7月に入り、街中には提灯がかけられ、 四条通りは、祇園祭一色となります。10日には鉾立てが行なわれ、 14日から16日は宵々山、宵山と夜店が並び、 17日は山鉾巡行となります。当家のガレージには、今、はまゆうが咲いています。

紫陽花

紫陽花の花の色は、その土壌が酸性かアルカリ性か によって変わると言われておりますが、 どうやら原因はそれだけではなさそうです。隣りに咲いていても花の色が違ったりします。当家の庭の紫陽花も、いろいろな色の花が咲きます。最もきれいな色で咲くのは…

水無月

池のほとり、日も沈み、 電気の灯った庭に、きれいな カラーが、咲いています。紫陽花やさつきもきれいに咲いているのですが、 今年は、ホタルの姿が見当たりません。高野川に何度も足を運ぶのですが…。 とても残念です。そんな水無月。 京都は、梅雨入りい…

新緑の庭

朝日に照らされる新緑は、一段ときれいで、 涼しげな庭を、歩くと、顔に当たるそよ風は、 とても心地よく感じられます。小さいながらも、鮎が出始め、初夏の香りもしてきました。つつじやさつきの花も咲き、華やいだ庭には、小鳥の声が響きます。

新緑

いつの間にか、山桜も散り、 日に照らされる新緑の紅葉は、一層青さを増し、 爽やかな風が、庭の木々の枝を揺らしています。目に青葉 山ホトトギス 初かつおかつおのおいしい季節です。

枝垂れ桜

当家の枝垂れ桜は、一本しかなく、それも細く、 花は控えめについています。ソメイヨシノの若葉も花の間から顔を出し、 日に日に色濃くなり、新緑の季節を向かえます。山桜は、これからなのですが、こちらは木が高く、 見上げないと見過ごしてしまいます。新…

桜舞う

ソメイヨシノの花びらも、暖かな風にあおられ、 空に舞い上がり、木々からは、青い若葉が、 出始めました。枝垂れ桜は、今が見頃。広間の前にある大きな山桜の枝からは、新芽が出始めました。ソメイヨシノとは違い、その後、一気に開花します。まだしばらく…

桜満開!

暖かい日が続き、弊店の桜も、一気に満開になりました。出町柳から弊店まで続く川端通りは、見事な花が咲いています。こうした暖かい日には、出町柳から、川端通りを歩いていくのもいいかもしれません。青空と爽やかな風を感じながら、1時間弱の散歩ののち…

七分咲き

広間の2階から見える桜の花も、七分咲きになってきました。庭の枝下桜のつぼみも膨らみ、もう開花しそうです。 日差しも暖かくなり、春も盛りです。

桜開花!

ようやく、弊店の桜も開花しました。まだ、咲いたと言っても、ほんの先だけですが。一週間から10日後には、満開になると思います。出町柳から弊店にくるまでの川端通の桜並木も同じくその頃には、満開になりそうです。しばらく、お花見が楽しめます!

都をどり

桜の木は、全体がほんのりと薄紅くなり、いよいよ開花は目前です。今日から、四月末まで、祇園では、“都をどり”が行なわれます。弊店は、会場でとろろの展示だけをしております。ロウ見本なのですが。弊店から会場までは、車で20分。 2回目(14:00開演)以…

桜のつぼみも、かなり膨らんできていますが、 まだ、季節外れの雪がちらついています。庭に、ほのかに香るのは、一足早く咲く “沈丁花(じんちょうげ)”。そばでは、紫陽花(あじさい)の新芽も出始めて、 いよいよ春の到来です!

“母屋の改修”

3ヶ月にもわたる母屋の改修工事が、ようやく終わりました。寛政9年に建てられたこの母屋は、いつ頃改修されたのか その記録もなく、今回、屋根と漆喰、紅がらの塗り直し、 根つぎなど、外装はすっかり新しくなり、創建当時の姿に 戻りました。ちょうど昨年、…

母屋の改修

3ヶ月かかった母屋の改修も大詰めを迎え、 3月上旬には、全改修を終えます。寛政9年に新築した母屋も200年が過ぎ、すっかり 変わり果てた屋根、漆喰の壁、紅がらの柱などを 改修し、創建当時の姿に戻します。はがした屋根や壁を見ながら、当時の祖先に思いを…

如月

2月に入り、寒さは、一段と厳しさを増してきました。枝だけの紅葉や桜の木を見ていると、寒さは一層、強く感じます。そんな殺風景な庭にも、赤く実をつけた千両や万両、南天など、花では山茶花(さざんか)が、庭を彩っています。 椿や沈丁花(じんちょうげ…

根引きの松

謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。本年も、皆様に変わらぬご愛顧を頂けるお店であり続けられるよう、精進して参ります。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。 根引きの松京都では、お正月に歳…